
コプティック綴じノートの基本と特徴
- 執筆:
- Happy Cloud Crest
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- コプティック綴じ
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コプティック綴じは、エジプトのコプト教徒が6世紀ごろから使っていたとされる製本技法で、背に接着剤を使わず、麻糸や絹糸だけで本文を綴じます。背が開いたまま見えるオープンスパイン仕様が特徴で、見開きが180度フラットに開くため、日記帳やスケッチブックとして使いやすい構造です。
コプティック綴じの構造
本文紙を数枚ずつ折り重ねた「折丁(おりちょう)」を複数束ねて、各折丁を糸でつなぎながら綴じていきます。隣の折丁の糸にチェーンステッチのように引っかけながら進むため、接着剤なしでも本文がしっかり固定されます。
背に糸が露出するため、完成した本を横から見ると糸のパターンが見えます。これがコプティック綴じの見た目の特徴であり、手製本ならではの表情でもあります。麻糸を基本に、ご希望によっては絹糸で仕立てることもご相談いただけます。
なぜ見開きがフラットに開くのか
一般的な無線綴じ(接着剤で背を固める製本)は、開くたびに背に負担がかかり、ページが外れやすくなります。コプティック綴じは背が固まっていないため、本を開いたときに折丁が自然に広がり、見開き全体がほぼ平らになります。
この特性は、見開きで絵を描くスケッチブックや、ページの端まで書き込みたい日記帳に特に向いています。スケッチブックのご注文では、コプティック綴じを第一候補としてご提案しています。
日常使いでの耐久性
接着剤を使わない分、背が崩れるリスクが低い構造です。耐久性は紙や糸の種類、使い方によって変わります。ただし、背が露出しているため、本棚に立てて保管するときに糸が引っかかりやすい点には注意が必要です。横置きか、スリップケースに入れて保管するのが理想的です。
使い込むうちに糸の色が少しずつ変わっていく様子も、手製本ならではの経年変化の一部です。
コプティック綴じに興味が出てきたら、工房のワークショップで実際に一冊つくってみるのが一番早い理解の道です。道具の使い方から仕上げまで、一日で体験できる内容です(開催日はお問い合わせください)。
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